【どうでもいい話】慶応大学に向かって土下座

  まずはじめに、大丈夫。卒業生でもなんでもありませんし、何かやらかしたわけでもございませんよ!笑 今回のどうでもいい話は語学関係です。

  はじめに、雑誌「ふらんす」はご存知でしょうか?白水社より毎月発売されている、映画、時事、古典系、フランス語研究者の先生の対談、フランス語検定、対訳で楽しむシリーズ、学習法、コラムなどなど、フランス関連の情報がぎゅーッと詰まった大変面白い雑誌なんです。最新号はこちら↓

ふらんす 2017年 02 月号

ふらんす 2017年 02 月号

 

   そこでなぜ「慶応大学の方角に向かって土下座」かと言いますと、この雑誌内で2015年から2016年まで連載していたコラム「前置詞は語る」、同大学の芦野文武先生が書かれていまして。

  以前「参考になりそう」と思っていたこのコラム1〜8回分のコピー(買わなかったんかい、というのはさておき)、先日読み直したら本当に目から鱗目から鱗目から鱗🐟。わざわざ3回も書くほど分かりやすくて、本当に感動してしまって!「ありがとうございます芦野先生!!」というわけで、『慶応大学に向かって土下座』なのです。

  例えば、第5回〜第7回の全3回に分けられた「前置詞àとavecの交替」なんて最高でして。àとavecが両方使える場合を取り上げて、

⑴ 道具、手段の意味として使う場合

⑵ 特性を表したり?名詞句を作る場合

⑶前置詞補語が無冠詞名詞句か定冠詞名詞句か問題

↑上3つのケースでどう違うのか、どういうニュアンス?なのか、どう捉えたら使ったらいいのか、を解説してくださっていまして。たったの3ページで、これ程分かりやすく参考になるとは!と、感動せずにはいられませんでした!

  他にも、第1回「前置詞surと『ズレ』」、第4回の「前置詞aprèsと『目的不達成』」、第11回「前置詞avecと『様態』」などなど、全12回のタイトル全てを書いてしまいたいくらい面白いんです!! 前置詞で眉をひそめている方、是非!! (いないか!?笑) 

  というわけで、図書館などではバックナンバーも保管してありますから、是非この「前置詞は語る」チェックしてみてくださいな〜。コラム再開を願うばかりです。àとdeの解説も是非もうちょっとやって頂きたかったっっっ(まだàとdeに泣いてるレベルなので涙)...!!

  「前置詞は語る」のコラムは終了してしまいましたが、雑誌「ふらんす」自体は毎月発売中ですので、雑誌が気になった方も是非!お手にとってみてくださいな「ふらんす」!:)  

 おわりっ