TheAtlanticより 取り戻した感覚を 再び失う被験者たち

いやはや、日が空いてしまいました!お久しぶりです。

記事のタイトルがイマイチですが、今回は初 The Atlantic誌より、こちらの記事を紹介します:) 

Thank you so much The Atlantic for your wondergful support.

www.theatlantic.com

突然ですが、麻痺した方の脳と機械を繋いで、機械の腕を動かすという技術があるそうなんです。ご存知でしょうか!この技術、以前は脳から信号を送って、腕を動かすという一方向的なものだったのですが、現在では、腕をただ動かすだけではなくて、腕から触れた感覚が脳に送られてくるという、双方向になっているんだそうです。つまり、失った感覚を再び取り戻すことが出来るのだそう。

しかし、被験者は最大で5年しか実験に参加できないそうです。ロボットアームも貰えるのではなくて、「貸し出されている」という状態なんだそうです。つまり、5年が過ぎたら再び感覚を失ってしまうということで。

現在被験者として参加している方、そして以前参加していた方、そして実験の責任者の方が、この「再び感覚を失う」ことについてどう考えているのか、ということについての記事です。

他にも、実験の倫理的な事や、技術の由来、よりリスクの低い技術を用いた今後の実験についてなどにも触れられています。大変興味深い記事なので、是非是非読んでみてください。  

単語のお話:

fleeting (adj つかの間の 儚い)

brain-computer interface (n.脳コンピュータインターフェース)

hook up (句 を接続する 連結する/を取り付ける を据え付ける)

microelectrode (n.c. 微小電極)

sensory cortices (固n 感覚皮質)

microelectrode array (n. 微小電極アレイ)  

needle (n.(計測機器の)針 ポインタ)

sclerosis (n.u. 硬化(症))

principal investiagator (n. 主任調査官 実験責任者 実験監督 研究責任者 治験責任医師)

optogenetics (u.n.オプトジェネティクス 光遺伝学)

単語の困った話: ataxiaとdegenerationって...!?

spinocerebeller ataxiaを調べると、spinocerebeller degeneration(脊髄小脳変性症)の検索結果が表示されてしまうんです。でも、ウィキペディアの「脊髄小脳変性症」のページを英語に切り替えるとspinocerebeller ataxiaと表示されているんですね。

.....ataxiaとdegenerationってどう違うんでしょう...か!? degenerationは「変性」という意味で、ataxiaは「失調(症)」らしいのですが、使い分けの基準は一体何なんでしょう...なんじゃこれは!誰か!教えてください〜! 

 おまけ: 

「感覚を取り戻せる技術なんだって!凄い!」という事だけではないのですね。てっきり、被験者の方は実験が終わるまで、ずっと参加しているものだと思っていました。政府が決めた安全のための規定といっても、うーん...どうなんでしょうねぇ。

おわりっ