NYTより カナダの難民支援のお話PAR4/最終回

こんにちは!更新に日が空いてしまいましたが!お久しぶりです:) 

今回はNew York Timesより、Jodi Kantorさん、Catrin Einhornさん著、カナダの難民支援のお話パート4(最終回)を紹介させていただきます。

Canadians Adopted Refugees Families for a year. 

Then Came 'Month 13'

by Jodi Kantor and Catrin Einhorn

https://www.nytimes.com/2017/03/25/world/canada/syrian-refugees.html

紹介: 迫る「13ヶ月目」

カナダの一般市民による定住支援グループ制度。一般市民が1年間の間、難民がカナダに定住できるよう、経済的、精神的なあらゆる支援を行うこの支援制度が、カナダ全土でもうすぐ終わろうとしています。

シリーズ Refugees Welcomeでは、これまで3回にわたって、ある支援グループとシリアのある一家について、支援する側とされる側のそれぞれの悩み、難民の方が故郷に残してきた家族に感じる後ろめたさ、そしてカナダという新しい国の文化や生活に困惑する難民の方について取り上げてきました。

その難民スポンサー制度に、終わりが近づいています。約束の1年が過ぎると、スポンサー達は家賃やその他の金銭的な補助をストップします。 銀行口座の管理も難民の方自身で。 アパートも難民の方自身の名前で借りることになります。

少しずつ少しずつ、カナダでの生活に適応してき1年間。しかし、1年間は十分だったのか?これで大丈夫なのか?自立できるのか?干渉しすぎて自立を妨げているのではないかと思う一方で、まだまだ助けが必要だということを痛いほど解っているだけに、なんとも割り切れないスポンサーの方々。

最終回は、1年を経て支える側と支えられる側という関係を超えて、家族のような関係になったある支援グループとシリア人の家族に残る不安と、明るい将来への兆しについてです。

ぜひぜひ元の記事を読んでみてくださいな:) 

単語のお話

fare 自動 (人が)暮らす やっていく/(物事が)なりゆく はこぶ

no-nonsence adj. 本気の あそびでない まじめな 手際の良い てきぱきした

fledgeling adj 駆け出しの 未熟な/n.c. 駆け出しの若者 青二

outfit 他動 に供給する を装備する の身支度を整える

specific n.c. 特効薬/詳細 細目

dip 自動 (値段や温度、売り上げなどが)下がる

nab 他動 を逮捕する ひっつかまえる/をひっつかむ をひったくる

shawarma n.(料理)シュワルマ

evasive adj. 回避的な 責任のがれの ごまかしの

welfare n.u. 生活保護 福祉援助

game the system 句 (法律や規制などの)の制度の抜け穴/道をうまく悪用/利用する

stopgap n.u. adj 一時しのぎ(の) 当座しのぎ(の) 間に合わせの 代理の

parent-teacher conference n. 保護者面談

lengthy adj 長時間の 長時間にわたる/ 長くて詳しい

harness 他動 を利用する/をつなぐ/を抑制する

subsistence n.u. 生存最低生活 生計 食糧/生存 存続

report card n.(学校の)成績表 通信簿

 

途中同じくNew York Timesの、Modern Loveという連載にはまってしまって中断してしまうこともありましたが。なんとか、なんとか全4回紹介しきることができました!1つ1つの記事が日々の様々なエピソードに溢れていて、読んでいて身近なことのような現実味があり、興味深いと同時に「ああ私は何やってんだろう」という大変さ(?)辛さ(?)もありました。

どうなってゆくのでしょうか、カナダの難民支援制度。今後も要注目ですね。

それではそれではっ! おわりっ