【本の話】バカロレアの哲学試験対策 のお話
どうもこんにちは!
今回は久しぶりに【本の話】です。先日本屋さんでこちらの本を偶然見つけて、思わず買ってしまいました!フランスのバカロレアの哲学試験の参考書?です。
毎年日本でもちょこっと話題になる、フランスの試験バカロレアの「哲学」試験。「今年はこんな問題が出たんだって!」という風に問題の方はよく聞くのですが、その回答とか答え方ってあまり見ませんよね。「わーこんな問題どうやって解くんだろう〜」って、問題見てぼんやりと思って終わり、みたいな。
そんな風に思っていた時に遭遇したのがこの本!
バカロレアの哲学試験の対策本といったところみたいです。過去問と回答のヒント、間違えやすいポイント、模範回答が載っていて、いやまー面白いったらない。
悲しいかなまだまだフランス語を勉強中の身なので、スラスラは読めないのですが、大体の流れとか構成の仕方とかが掴めるだけでも十分面白いです:D
この本、日本語に訳して出版したら売れると思います。笑
ネットで検索したところ、バカロレアの哲学試験の参考書についてこういうものを発見しました。学校の哲学の授業の内容の概要や、よく使われている参考書「落ちこぼれのためのバカロレア哲学」についてという感じです。
「バカロレア哲学試験は何を評価しているか?受験対策参考書からの考察」
坂本尚志先生 京都大学高等教育研究開発推進センター
https://www.highedu.kyoto-u.ac.jp/kiyou/data/kiyou18/05_sakamoto.pdf
この↑文章の中で、「落ちこぼれのための〜」っていう参考書が紹介されているのですが、原題は「Le Bac Philosophie 2016 pour les nuls」みたいです。
海外ドラマのBONESに、Plumbming for Dummiesという本が出てくるのですが。このfor Dummiesというシリーズが、フランス語だとpour Nulsみたいです。どちらが先かは知らぬ!笑
というわけで、今回はバカロレアの哲学試験の参考書についてでした。
このannabacのsujets&corriges(問題と回答?訂正?って感じですかね....)シリーズ、もちろん他の受験科目である英語、数学、物理、化学、歴史、地理など色々あるみたいです。面白いので、ぜひぜひ読んでみてくださいな:)
唯一の欠点?といえば、インクの匂いに結構クセがあります。個人的にはお鼻にあまり合わないので、ちょっと読んでいて辛い時があります。笑
おわりっ