The Atlanticより 結婚だけがハッピーエンドか?のお話

こんばんは!

遠回りですが、イギリスの10ポンド紙幣の新しいデザインが、先月7月18日に発表されたのをご存知でしょうか!新たにデザインに採用されたのが、そうジェーン オースティンです!(や゛った゛ー!!!! ⚠︎「やったー」)ちなみにその日は彼女の誕生日でもありました。それに、今年2017年で没後丁度200年だそうです。正直、「あ、生誕記念じゃ無いんだ、、」という気もするのですが。なぜなんでしょうね。没後って。ちなみに、生誕だと今年で242年みたいです。

没後200年目の誕生日...なぜ..命日は12月16日だそうなのですが。なぜ200年目のお誕生日で揃えなかったんだ....???

というわけで、遠回りしましたが今回はそんな没後200年ということで(ということで?)、アメリカの雑誌The Atlanticでは、18日以降、彼女関連の様々な記事が出ていました。

今回は、その中からSophie Gilbertさん著のこちらの記事を紹介させていただきたいと思います。元の記事にも、これからの紹介文にも、ジェーン オースティンの長編小説のネタバレを含んでいますので、注意です。ネタバレが嫌な方は、申し訳ないここで読むのをやめてください😅

www.theatlantic.com

「2人は結婚して、仲良く暮らしましたとさ。めでたしめでたし。」

誰もが聞いたことがあるであろう、この締めの一言。ジェーン オースティンの長編小説全6作品は、どれも例外なく主人公の結婚で終わります。

が、しかし。女性が主人公だと、小説も、ましてや現代の映画も、結婚するか婚約するか、それとも運命の人とやらがいなくなってしまって、その後独身を貫くという話しかないのかよ!と。ずっとそれかよ!女性の人生、それしか幅はないのかいっというお話でして。

この、ジェーン オースティンの作品が最終的に揃って結婚で終わるという事について、主人公以外の登場人物の対比や、作者が生きていた頃の女性の社会的地位や仕事、結婚の役割や意義について、そしてなぜハッピーエンド(仮)にしたのか、その意図はなんだったのか、についての盛りだくさんの記事です:D 

面白いので、ぜひ元の記事の方も読んでみてください:D 

単語のお話: 

compatible adj 共存できる ウマが合う

gusto n.u. 心からの喜び/楽しさ 熱意

attune 他動 を調和させる 合わせる 慣れさせる

allotted adj 割り当てられた 分配された 与えられた

tip of the hat n. 褒め言葉 感謝の言葉

from want 句 貧困からの 欠乏からの

 cf. liberation from want 貧困/欠乏からの自由/解放

 

と、いうわけで、ハッピーエンド(仮)と仮をつけてみました。

ハッピーエンドの定義というか、そもそもの「ハッピー」「幸せ」定義問題。

確かに、テレビでも映画でも本でも何であれ、大々的に一般的ににハッピーと形容されるもの種類が少なすぎると、それに当てはまらない人はなんなんだということになってしまうかもしれませんね。本人が「いや、別に幸せなんですけど、、」と言っても、どうも周りがそうは思わない、といいますか。世知辛い

結婚してなくても、子供がいなくても、などなど。大々的にハッピーと言われている条件を満たしていないからといって、なぜアンハッピーだといえるのかって、実際全てのことに言えるのではないのでしょうかね。

「ハッピーとはかくあるべし!」そして、その逆に「かくあるからハッピーなり!」という固定した考えを持ち続けるのも、正直巡り巡って自分の首を絞めかねない気が。

一般的に大々的に、「幸せはこうあるべき」「これが幸せ」と言われていることのそもそもの理由や、そしてなぜ何かを幸せだとか幸せじゃないのかと感じるのか、って理由をよく考えてみると、なんだかねぇ。「これが!ハッピーです!!!」って1つに絞れるものじゃないでしょうね。

 

さておき10£紙幣欲しいなぁ。1000円ちょっとだけ£に変えてこようかな。

少なくとも私はそれでハッピーになれる気がします。

 おわりっ

 🎐