NYTより「もしも」が起きるその前に のお話

こんばんは! 

先週の金曜日、ご覧になったでしょうか「サマー ウォーズ」!この映画に引っ張られて、今回おなじみNew York Timesからこちらの記事を紹介させて頂きます。

www.nytimes.com

自動運転なんて何だって、実際まだまだ先の話になりそうじゃないか!なんて。少しばかり思っているのですが。しかし、人工知能について怖いのが

①学習の結果思ってもみなかった不利益をもたらすこと

②人間が電源を切れなくすること の大きく2つ。

この2点について、予想外の不利益の実例の他に、予測不能なスピードで成長し続ける人口知能の分野で「もしも」がおきるが起きるその前に、今現在研究されている対策についての記事です。

とても面白いのでぜひ元の記事を読んでみてくださいな:D

単語のお話: 

skid into 句 スリップして...に突っ込む

overblown adj 仰々しい 盛りすぎた

trip up 句 (人)をつまづかせる の足をすくう の揚げ足をとる (人)に悪さをする

get ahead of 句...の先に出る

reinforcement learning n.comp. 強化学習

stray from 句 かた脱線する から外れる から逸れる

hold promise 句 期待できる

object recognition n.comp. 物体認識

oft  oftenのこと

うーん。どうなんでしょうねぇ。技術的なことはさっぱりなのですが、原子力発電と似たようなお話で、何かが起きてしまってからでは遅いような気もしますしね。

それでも、考えていた対策が、いざ何かが起こった場合に役に立たなかったらどうなるんでしょうね? 

おまけ: フェアという概念 

記事中にありますが、人工知能に高ポイントでフィニッシュラインを切った場合に「勝ち」になるゲームをさせた場合、ポイントを取ることしか考えなくなったそう。

サマーウォーズの作品中では人工知能と人間がゲームで戦いますが、そういえば、あの人工知能はどうしてルールを守ったんでしょうね。勝てばいいだけなのに、どうしてフェアに戦ったんでしょう?

フェアって概念はあるんでしょうかね。 人間も機械も「フェア」ってどうやって教えられて守っているんでしょうね。人間もそんなに守れてない気もしますが笑 

おわりっ

☔️

NYTより 非常にお腹が減る話

こんばんは!ハッピーフライデー!

最近頭にクモの巣がくっついてなかなかとれないような、自分の脳なのにそれにうまくアクセス出来ないような、もやもやした日が続いています。

そういうわけで、外国語関係の、でも少し軽めな話題のお話をニューヨークタイムズより紹介させて頂きたいと思います。

突然ですが、mackerelて英単語、知ってます?(こちらのレシピより。)  答えは後ほど!

cooking.nytimes.com

Food

さてさて!New York Timesでは、世界情勢、アメリカ国内、経済、社説、芸術などなど様々なトピックがありますが、その中でも「Food(:料理)」のコーナーがあるのをご存知でしょうか!

そんなNew York Timesの料理のコーナー、大変おすすめでして!

載っている写真の美味しそうったらない!んです!とても素敵な見た目?なのに、レシピを見るとそれほど複雑そうな料理ばかりでもなくて。素敵かつ実用的なんです。それに、ページのレイアウトやフォントやデザインも全て目に嬉しいです。

それに、知らない単語に遭遇しても、とりあえず文章自体が短いので凹むことなくとりあえず読めます。笑 わからなくても写真があるので、推測しやすいですし。

また、私の場合料理関係のわからない単語って名詞が多くて。検索するとまず画像が出ることが多いんです。この、検索して画像を見て「これか!」ってパターン、とても単語を覚えやすいのではないかなぁと。

画像検索以外にも、日常で使いそうなのに知らない英単語を、美味しそうなレシピを次から次へと「ああおいしそう」の気分のままに漁って何度も遭遇することで、自然と覚えられるような気がします。

「料理」コーナーだけの同紙のメールマガジンもあるのですが、そのメールのデザインも最高です!

RECIPE OF THE DAY 

他にも、「RECIPE OF THE DAY」いわゆる「今日のレシピ」も毎回美味しそうかつ素敵でして!例えば、本日8月18日の今日のレシピはこちら。

cooking.nytimes.com

「レモンのアイシングがけ ピスタチオケーキ」というところでしょうか。ああ美味しそう😭 ああ美味しそう(2回目)...

そしたらとんだ偶然が。今この記事を書きながら「ジュリー&ジュリア(原題 Julie&Julia)」という映画を音だけ流していまして。Julie Powellさんという方による同名の小説を映画化したものなのですが、まさかのこのレシピの紹介者?執筆者?さんだったんです!

www.youtube.com

というわけで、New York TimesのFoodコーナー、大変おすすめです。ぜひぜひ見てみてくださいな:D 

mackerel、画像検索してみました?

答えは、「鯖」でした!日常の必須単語😱 ふぁいと!

おわりっ

3000だ!!👀

突然ですが!

今年の5月21日の記事で、総アクセス数が2000を突破したというお話を書きまして。

wildestdream.hatenablog.com

それから約2ヶ月ちょっと過ぎた今月8月2日、 総アクセス数が3000を突破していましたー!今日8月15日の時点では、なんとなんと、3180アクセス!

書こう書こうと思っていたこのお話。

いやーなんだかこの2ヶ月くらいの間、アクセス数がぎゃっと伸びまして👀

見てくださった方、本当にありがとうございます!

最近更新頻度が遅くなっていますが、今後ともよろしくお願いいたします:D 

やったー!

The Atlanticより 不器用さんの救済 のお話

こんにちは!

なんだか夏らしくないお天気が続いていますが、いかがお過ごしでしょうか! 

今回は、 The AtlanticよりRosa Inocencio Smithさん著のこちらの記事を紹介させて頂きます。

www.theatlantic.com

そう!またもや Jane Austen関連です。笑 そろそろ呆れられそうですが。今年で没後200年ということで、The Atlantic誌にアップされている彼女関連の記事が、もーどれも最高なのです。こりゃぁ、紹介するしかない!

 ジェーン オースティンによる不器用さんの救済 

さてさて、突然ですが。どんな人がタイプですか?おしゃべりが上手で、面白くて、親しみやすくてぱっと見礼儀正し人はどうでしょうか?

ジェーン オースティンの小説において、登場人物の間で最初に注目を集め好かれるのは、おしゃべりが上手で、面白くて、親しみやすく礼儀正しい そんな人。しかし、彼女は最終的に彼らを悪役のような扱いをしていまして。 

そして、「高慢と偏見」でも「説き伏せられて」でも、彼女の小説で最後に幸せ(?)になるのは、不器用で恥ずかしがりで口下手な人物。今風に言うと「コミュ障」の人なのです。

というわけで、彼女の小説は「不器用さんの救済」、もっとフランクに言ってしまえば「コミュ障さんの救済」なのだ、というお話です。

とても面白い記事なので、ぜひ元の記事も読んでみてくださいな:D 

単語のお話

redemption n.u. 解放 救出 

gawkiness n.u. 不器用さ 不格好さ

earshot n.u. 声の届く範囲

cringing adj (人が)ぺこぺこする 卑屈な

indignity n.u. 侮蔑 冷遇 無礼 恥辱 c. 侮辱的な行為

quip n.c. 名言 気の利いた言葉 / 機知に富む皮肉

with no sense of... 句 ...に欠けた

satire n.u. (...に対する)風刺 皮肉 あてこすり (on,upon)

bumbling adj へまな どじの

social grace n. 人をそらさない愛嬌 社会的品位 社交上の嗜み

insidious adj 狡猾な 陰険な 油断のならない

caddish adj 下劣な

approbation n.u. 賞賛 是認 認可

climber n.c. 立身出世にあくせくする人

slight 他動 を軽視する 軽蔑する (仕事など)をなおざりにする

relate 自動 (人の)考えを理解する (to..に)共感する

rehash 他動 (考えや出版物など)を焼き直す 作り直す (議論など)を蒸し返す

dwell on 句 をくよくよ/あれこれ考える 深く/ゆっくり考える こだわる 思案する

start n.c. (驚きや恐怖で)飛び上がること びくっとすること はっとすること

pass over 句 を除外する 省く を候補から外す を考慮に入れない

今回調べて一番驚いたのが、telegraphという単語でして!

「電報」とかそういう意味じゃないのです。

この単語、実は他動詞として「(非言語手段で感情など)を知らせる 分からせる」とか「(意図などがうっかりと)知られる 漏れる」という意味もあるそうです👀 へー!

 

そんな、面白くて、親しみやすくてぱっと見礼儀正しい人全員が、現実でも下劣という意味では無くて!笑 「不器用な」、言ってしまえば「コミュ障」な人の魅力というのも、あるもんですよね、と言いますか。

いろいろな見方と種類があった方が、彼女の小説というほどじゃなくとも、いろいろ面白くなりますもんね:) 

おわり

☔️

 

 

NewYorkTimesからジャンプして

こんばんは!ちょーっと久しぶりの更新になってしまいました。

今回は、どうでもいい話シリーズでも、記事の紹介でもないです。

以前、New York Timesより「賢いんじゃなくて予期する人」という記事を紹介した際に、グラフィックレコーディングの一番右端、矢印の先端の下に「存在脅威管理理論」て書いてあったのをご存知でしょうか! 

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この「存在脅威理論」、意味がわからなくて調べたりしたところ、めっちゃ面白くて。というわけで、今回はNew York Timesさんの記事からジャンプして、この存在脅威管理理論とやらを紹介したいと思います。

まず初めに、日本グループダイナミックス学会の実験社会心理学の中に、脇本竜太郎先生という方が書かれた「存在脅威管理理論の足跡と展望」という論文がありまして(下リンク先)。

存在脅威管理理論の足跡と展望―文化内差・文化間差を組み込んだ包括的な理論化に向けて―

人間の社会的行動の根本的動機として、自尊心への欲求があるそうで。

では、なぜそもそも人間にとって自尊心が大切なのか?

この自尊心の重要性について、死の不可避性、予測不能性という「存在論的脅威」を、自尊心や文化的世界観が緩衝、低減してくれるからではないか、という観点から答えようとしたものが、この「存在脅威管理理論」だそうです。

論文は↓のような感じ、です。

f:id:wildestdream:20170810133405j:plain

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1枚目書き直すかもです。笑 読みにくくてすみません。

論文中では、他にも自尊心の基準や定義が文化や地域によって異なることについても書かれています。その箇所も面白いので、ぜひ!読んでみてくださいな。

他にも、rue_seaさんという方が脇本竜太郎先生が書かれた「存在脅威管理理論への誘い」という本について、概要を説明してくださっているこちらの記事、大変わかりやすく面白いので、こちらもぜひ読んでみてくださいな!:D 

d.hatena.ne.jp

最近「日本はすごい!」であるとか、「日本の技術が!」とか。そういうタイプのテレビ番組が多いのも、身の回りの生活から世界情勢まで、あまりにも多くのことの先の見えなさというか危うさというか不安定さというか。そういうことに晒されすぎている為に感じる不安ていうのが原因なのかなぁ、と思いました。

先の見えなさって、もはや死と似ている感じがしますし。 

最後になりましたが、 rue_seaさん、そして日本グループダイナミックス学会様、ご協力誠にありがとうございました。

 

ちなみに、英語ではTerror Management Theory、フランス語では Théorie de la géstion de la peurだそうです:D 

おわりっ 

🎐

The Atlanticより 結婚だけがハッピーエンドか?のお話

こんばんは!

遠回りですが、イギリスの10ポンド紙幣の新しいデザインが、先月7月18日に発表されたのをご存知でしょうか!新たにデザインに採用されたのが、そうジェーン オースティンです!(や゛った゛ー!!!! ⚠︎「やったー」)ちなみにその日は彼女の誕生日でもありました。それに、今年2017年で没後丁度200年だそうです。正直、「あ、生誕記念じゃ無いんだ、、」という気もするのですが。なぜなんでしょうね。没後って。ちなみに、生誕だと今年で242年みたいです。

没後200年目の誕生日...なぜ..命日は12月16日だそうなのですが。なぜ200年目のお誕生日で揃えなかったんだ....???

というわけで、遠回りしましたが今回はそんな没後200年ということで(ということで?)、アメリカの雑誌The Atlanticでは、18日以降、彼女関連の様々な記事が出ていました。

今回は、その中からSophie Gilbertさん著のこちらの記事を紹介させていただきたいと思います。元の記事にも、これからの紹介文にも、ジェーン オースティンの長編小説のネタバレを含んでいますので、注意です。ネタバレが嫌な方は、申し訳ないここで読むのをやめてください😅

www.theatlantic.com

「2人は結婚して、仲良く暮らしましたとさ。めでたしめでたし。」

誰もが聞いたことがあるであろう、この締めの一言。ジェーン オースティンの長編小説全6作品は、どれも例外なく主人公の結婚で終わります。

が、しかし。女性が主人公だと、小説も、ましてや現代の映画も、結婚するか婚約するか、それとも運命の人とやらがいなくなってしまって、その後独身を貫くという話しかないのかよ!と。ずっとそれかよ!女性の人生、それしか幅はないのかいっというお話でして。

この、ジェーン オースティンの作品が最終的に揃って結婚で終わるという事について、主人公以外の登場人物の対比や、作者が生きていた頃の女性の社会的地位や仕事、結婚の役割や意義について、そしてなぜハッピーエンド(仮)にしたのか、その意図はなんだったのか、についての盛りだくさんの記事です:D 

面白いので、ぜひ元の記事の方も読んでみてください:D 

単語のお話: 

compatible adj 共存できる ウマが合う

gusto n.u. 心からの喜び/楽しさ 熱意

attune 他動 を調和させる 合わせる 慣れさせる

allotted adj 割り当てられた 分配された 与えられた

tip of the hat n. 褒め言葉 感謝の言葉

from want 句 貧困からの 欠乏からの

 cf. liberation from want 貧困/欠乏からの自由/解放

 

と、いうわけで、ハッピーエンド(仮)と仮をつけてみました。

ハッピーエンドの定義というか、そもそもの「ハッピー」「幸せ」定義問題。

確かに、テレビでも映画でも本でも何であれ、大々的に一般的ににハッピーと形容されるもの種類が少なすぎると、それに当てはまらない人はなんなんだということになってしまうかもしれませんね。本人が「いや、別に幸せなんですけど、、」と言っても、どうも周りがそうは思わない、といいますか。世知辛い

結婚してなくても、子供がいなくても、などなど。大々的にハッピーと言われている条件を満たしていないからといって、なぜアンハッピーだといえるのかって、実際全てのことに言えるのではないのでしょうかね。

「ハッピーとはかくあるべし!」そして、その逆に「かくあるからハッピーなり!」という固定した考えを持ち続けるのも、正直巡り巡って自分の首を絞めかねない気が。

一般的に大々的に、「幸せはこうあるべき」「これが幸せ」と言われていることのそもそもの理由や、そしてなぜ何かを幸せだとか幸せじゃないのかと感じるのか、って理由をよく考えてみると、なんだかねぇ。「これが!ハッピーです!!!」って1つに絞れるものじゃないでしょうね。

 

さておき10£紙幣欲しいなぁ。1000円ちょっとだけ£に変えてこようかな。

少なくとも私はそれでハッピーになれる気がします。

 おわりっ

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【どうでもいい話】カード集め のお話

こんばんは!

今回はどうでもいい話シリーズです。

 ポストカード集め のお話

最近もみじちゃんとの文通に、便箋ではなくて行く先々で買ったポストカードを使っていまして。何枚か書き溜めて、まとめて封筒に入れて送りあってます。

そんなわけで、出かけた先でのポストカード探しが新しい趣味になりつつあります。

そんなポストカードですが、最近好きな「ポストカード作家」さんが出来まして!

先日ある輸入雑貨屋さんで、あるポストカードのシリーズに一目惚れしまして。Designed by Yayoi Fujiwara と書かれていたんです。 

そこで調べてみたところ、藤原 弥生さんというポストカード作家さんがいらっしゃるということが分かり。「素敵なデザインに素敵な職業!」というわけで、とてもファンです。 

個人的に、ピンクが非っっっっ常に苦手なのですが、藤原 弥生さんが使うピンクは、可愛いでもなく甘すぎるのでもなく、幼稚でもなく派手でもなく、ただただ素敵なピンクなんです。というわけで、もみじちゃんの分と自分の分と、また何枚か買ってしまいました。

気に入って買っては壁に貼り、現在珍しく机の前がちょっとピンクいです。

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メッセージカード集め のお話

引き続き、今度はメッセージカードのお話です。

数年前、iphoneカバーを探していたところ、Garance Doré (ギャランス ドレ)さんというフランスのイラストレーターさんのデザインしたカバーに一目惚れしまして。しかし、輸入あるあるの諸事情で諦めたんです。

ところが先日、なんと!Doréさんによる同じシリーズ?のデザインが、メッセージカードになって売っていたんです!iphoneケースは下の写真の文字がBonjourだったのが、カードではje t'aimeになってるのですが。どちらにせよ素敵なのでオッケーですね!こちらも同じく机の前に貼ってしまいました。

しかし、黒地にピンクて、なかなかけばけばしくなることが多い気がして、あまり好きな組み合わせではないのですが。これは例外中の例外で素敵!✨

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というわけで、藤原 弥生さんに続いてGarance Doréさんのデザインも、素敵なのでぜひご覧になってみてくださいなー:D 

Atelier Doré Store

というわけで、藤原 弥生さんとGarance Doréさんお二人のデザイン、絶妙で素敵なので、ぜひぜひ見つけて、買って、書いて、送って みてください!(忙しい)

おわりっ

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