NYTより それがふわふわの小さな手なら? のお話

「おいおいおいおいまじかよ。」

最近これが口癖になりそうなかつ丼です。まったくもう。書きかけのデータは操作ミスで吹っ飛ぶし、読み出した記事がめっちゃ長くて手こずったりやらなんやら。何が何だか!

というのはさておき、気を取り直して今回紹介させていただくのはこちらの記事。Siddharttha Mukherjeeさん著です。

www.nytimes.com

紹介:

海外のあるホスピスに、不思議な猫がいるそうなんです。施設の職員さんに保護され、ホスピスで育ったこの猫。なんでも、もう直ぐ亡くなる人がなぜか分かるそうで。その猫が患者さんのそばに行って丸くなると、その合図だそうです。この不思議な合図があると、患者さんの家族が呼ばれ、そしてやはり患者さんは亡くなってしまうそうなんです。

いったいどうしてこの猫にその時が分かるのか?

今回紹介させていただくこちらの記事、そんな不思議な猫の話から始まり、機械学習による余命の予測について書かれています。

(私は仕組みはさっぱりわからないのですが)ちょくちょくこのブログでも人工知能?とか機械学習ついての記事を紹介させて頂いていますが、今回はそれの「余命」への応用のお話です。

はたして、機械学習による余命の予測とはどういうことなのか?

どうしてそれが可能なのか?方法とは?その謎というか不気味さとは?

そしてなにより、その正確性とは?

非常に考えさせられる興味深い記事ですので、ぜひ読んでみてくださいな。

単語のお話: 

 crane  他動 を伸ばす

impending adj. adj. (危険や好ましくないことなどが)今にも起こりそうな

demise n.u.c. (存在や活動などの)終焉 消滅 終結

inscrutable adj.(正式)(人の表情などが)計り知れない 不可解な 不可思議な なぞめいた

acumen n.u. (正式)鋭さ 鋭敏 (...に対する)眼識 洞察力

corroborate 他動 (正式)(陳述など)を補強する を確証付ける を裏付ける

resect 他動 (医)を切除する

broach 他動 を始めて話題に出す / (法)を抗弁する

demur 自動 (正式)(特に両親の咎めから)意義を唱える 嫌だという

      (objectよりも穏やかで、自信がない反対ってニュアンスだそうです!)

full-on adj. まったくの (人の迷惑になる程)真剣な 熱狂的な

deluge n.c. (比喩的に)洪水 殺到

lesion n.c. (医)(危険な)病変 組織障害 機能障害 外傷 損傷

register 他動 を心に留める

abysmal adj. (文)底しれない 計り知れない 極端な / ひどく悪い 最悪の ひどい

wide-ranging adj. (文)広範囲にわたる

apocryphal adj/ (重要人物に関する話が)不確かな もっともらしい (出典や出所などが)怪しい

どうなんでしょうね。

正確に分かるようになったとして、私だったら機械で余命を算出されることに少し抵抗を感じてしまいます。だって、正しいし。絶対外さない機械に余命を宣告されたら、あとがない気がしてしまうし。

でも、もしそれを宣告するのが、先に書いたような猫だったら?

絶対外れない、それでも猫ならいいかもしれないって思ってしまうのは、どうしてなんでしょうね?どちらも同じく正確なのに、つまるところ能力は一緒なのに、機械と猫なら、猫がいいと思ってしまうのはなぜなんでしょう?

なんなら、たぶん猫は直前になるまで教えてくれないけれども、機械だったら数ヶ月、数年前に教えてくれるんですよ。なのになぜなんだろう。

間をとって(この場合取れるのか疑問ですが)、猫型のロボットだったら?(そういえば、ドラえもんってそうなってしまうのか...!だって、未来から来た猫型ロボットなら、のび太がいつ死ぬか知っているわけで)

うーん。「機械でもかわいければいいのか...?」というとそうでもない気がしますし...優しさとも違う気がしますし...

この場合の機械と猫、何が違うんだろう。明らかに違うけど、何が違うんだろう。

この記事を読んでから、時々このことについてぐるぐるして、もやもやしています。(暇か)生き物は間違えるかもしれないからっていう、少しの期待があるからかな?それとも単なる好みなのか?

読んでくださった方は、どちらがいいですか?そしてそれはなぜですか?

おしまい🐈